だんじり祭(9月祭礼)は、約300年ほどの歴史を持つ岸和田市の伝統文化のひとつです。その始まりは1703年、岸和田藩主であった岡部長泰公が五穀豊穣を祈願し行った稲荷祭からとする説など諸説あります。だんじり祭りの醍醐味は、重さ4tを超えるだんじりと呼ばれる地車を勢いよく走らせ、そのままの勢いで直角に方向転換をする”やりまわし”にあります。例年、曳行コースにある曲がり角にはその姿を見るために多くの観客が集まるスポットです。日が沈んでから行われる曳行では、だんじりに200個もの提灯が飾られるため、昼間とはまた違った様相を感じられる点も見どころのひとつ。また、だんじりには精緻な彫刻が施されてもいる点も特徴でしょう。毎年9月第一日曜日に試験曳きが行われ、敬老の日前日の日曜に本宮、その前日に宵宮が行われます。だんじり祭へは、JR大阪駅から新今宮駅で南海本線に乗り換え、岸和田駅で下車しアクセスすると良いでしょう。
住所
〒596-8510 大阪府岸和田市岸城町7番1号
アクセス
南海本線・岸和田駅下車
電話番号
072-423-2121(岸和田市観光課観光振興担当代表)
料金
無料