なんば戎橋筋商店街は「安心・清潔　にぎわいあるミナミの花道」をコンセプトとした商店街です。各線・なんば駅よりすぐの場所にあるこの商店街は、1615年に道頓堀川が完成し戎橋がかけ渡されたことにより、十日戎へ参る道として多くの人が賑わうようになりました。参拝客のためにうどん屋などの飲食店が集まったことが、今のような商店街を築いたとも言われています。明治には、旧阪堺鉄道、現在の南海電鉄である難波駅の完成や、高島屋難波店の開業などの影響から、なんば戎橋筋商店街は更に発展。近年では大阪らしさを感じるスポットとして外国人観光客も多く訪れるスポットへとなりました。グリコの看板や、かに道楽などからも近く、老舗の名店から最先端のファッションを取り扱うショップなど、魅力的なお店が軒を連ねます。ちなみに公式キャラクターの「えびたん」は、世界的なイラストレーター・黒田征太郎氏が商売繁盛の神・恵比寿を元にデザインしたものです。