関一市長像は、大阪市北区中之島にある中央公会堂の正面に向かい合う形で建っています。関一は、第七代大阪市長を務めた人物であり、1923年から11年間に渡ってその任を務めました。都市政策研究の先駆者でもあったため、その知見を活かした事業を数多く行っています。例えば、御堂筋の拡幅や地下鉄建設、市内地下鉄交通網計画の策定、市営バスの導入といった鉄道・交通事業に留まらず、大阪港地区工事業や大阪城公園の整備、大阪城天守閣の再建、大阪市中央卸市場の開設など幅広い分野に渡って手掛けました。これらの事業は都市としての大阪市の発展に大きくつながりました。また関一の作った大阪市の基盤は現在でも大阪市民生活を支える土台となっています。現在建つこの関一市長像は、1935年に腸チフスで倒れてから、没後20年後にその功績を称えて建立されたものです。大阪メトロ・淀屋橋より中央公会堂へ向かって3分ほど歩いた場所に関一市長像はあります。
住所
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島1-1-26
アクセス
大阪メトロ・淀屋橋より徒歩3分
電話番号
06-6208-2002(大阪市中央公会堂)
料金
なし
営業時間
06-6208-2002(大阪市中央公会堂)