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岸和田城

岸和田城は1334年に楠木正成の一族である和田高家によって築いたのが始まりとされています。1585年に羽柴秀吉が叔父である小出秀政を城主とし城郭を整備、天守閣を築きました。1640年からは岡部宣勝が城主を務め、また城を大改築。近世城郭を築き上げました。その後明治維新まで岡部一族が居城、岸和田藩を統治してきました。岸和田城の天守閣は1827年に一度落雷によって焼失しており、明治維新が起きた頃には櫓や門といった城郭施設は城主自ら破壊したために、堀と石垣以外は近世以前の姿を残していません。このため天守閣は本来5層からなる形をしていましたが、現在は3層3階からなる形をしており、内部は貴重な資料が展示されています。岸和田城にある庭園は、昭和28年に重森三玲によって作庭された国指定名勝にも指定されています。また八陣の庭とも呼ばれ親しまれています。最寄り駅は南海・岸和田駅又は蛸地蔵駅。徒歩7分ほどでアクセスできます。

住所

〒596-0073 大阪府岸和田市岸城町9-1

アクセス

南海・岸和田駅又は蛸地蔵駅より徒歩7分

電話番号

072-431-3251

料金

入場料(天守閣)大人300円、中学生以下無料 団体割引 25人以上 3割引 三館共通券(岸和田城・岸和田だんじり会館、きしわだ自然資料館)大人700円 ※市内宿泊施設利用者、全国城郭功労章持参者は入場料免除 ※入場割引あり

営業時間

10:00~17:00(入場は16:00まで) ※時期・状況によって異なる場合あり

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