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旧黒田藩蔵屋敷長屋門

旧黒田藩蔵屋敷長屋門は、江戸中期の蔵屋敷を今に残す貴重な遺構です。大阪府の有形文化財にも指定されているこの旧黒田藩蔵屋敷長屋門は、現在の中之島三井ビル付近にあったとされる旧黒田藩(福岡藩)の蔵屋敷にあった表門です。かつて大阪は”天下の台所”とも言われるほど日本の商業、流通、金融の中心地として賑わう場所でありました。中之島周辺の堂島川、土佐川、江戸堀川は水運の便も良かったため、諸藩はこの川沿いに倉庫と取引を兼ねた藩邸の蔵屋敷を設けるようになりました。次第に増えた蔵屋敷は、廃藩置県が行われた際には135邸もが並んでいたと言われています。しかし、1933年に中之島三井ビルが建設されることになったため、三井社から大阪市に寄贈されました。現在では天王寺公園内で旧黒田藩蔵屋敷長屋門の姿を見ることができます。各線・天王寺駅より徒歩5分ほどでアクセスできる場所にあり、大阪市立美術館の南側あたりに位置しています。

住所

〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1 天王寺公園内

アクセス

各線・天王寺駅より徒歩5分

電話番号

06-6771-8401

料金

無料

営業時間

7:00~22:00

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