狭山池公園は日本の歴史公園100選にも選ばれている公園で、大阪府内では最も早くにお花見が楽しめる花見スポットでもあります。この公園が整備されたのは2002年のこと。古事記や日本書紀にもその名が残る狭山池は人工的に作られた日本最古のダム式ため池とされていますが、いつ頃からあったのかと言うことは不明です。約40万平方ｍもの広さを持つこの狭山池の周辺には遊歩道が整備されており、ゆっくりと池を眺めながら、ランニングや散歩を楽しむ人も少なくありません。また、3月下旬に開花する早咲きのコシノヒガンという桜が約千本も植えられているため、池に映る桜の姿も見ることができるでしょう。他にも八重桜の代表的な品種・カンザンなど種類の違う桜も園内で観ることもできます。特に建築家・安藤忠雄が設計した狭山池博物館周辺ではシロタエという品種が八重桜の中でも早く開花します。最寄り駅は、南海・大阪狭山市駅。徒歩5分ほどでアクセスできます。