近つ飛鳥博物館は、1994年にオープンした、古墳時代から飛鳥時代までの資料などを展示する博物館です。近つ飛鳥博物館の建物は、建築家の安藤忠雄氏が「平成の古墳」をイメージして設計しました。「近つ飛鳥」という名前ですが、履中天皇がこの場所を「近つ飛鳥」と呼んだことに由来しています。履中天皇は、都のあった難波から近いこちらを「近つ飛鳥」と呼び、全国的に有名な奈良県の飛鳥地方を「遠つ飛鳥」と呼びました。近つ飛鳥博物館の近くには、6世紀中頃から7世紀前半にかけて造られた「一須賀古墳群」の102基の古墳を保存して一般公開している「近つ飛鳥風土記の丘」があります。近つ飛鳥博物館からは、近つ飛鳥風土記の丘を一望することができます。近つ飛鳥博物館では、一須賀古墳群関連の展示以外に、他の古墳から出土された埴輪や甲冑なども見ることができます。ミュージアムショップで博物館オリジナルの巫女キューピーを購入したり、カフェでオリジナルの古墳パフェを食べたりするのも良いかもしれません。
住所
〒585-0001 大阪府南河内郡河南町大字東山299
アクセス
近鉄長野線「喜志駅」から金剛バス阪南線に乗車し「近つ飛鳥博物館前」バス停下車、
近鉄長野線「富田林駅」から金剛バス石川線に乗車し「近つ飛鳥博物館前」バス停下車
電話番号
0721-93-8321
料金
大人310円/高校生、大学生、65歳以上の方210円/中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方(介助の方1名を含む)は無料(特別展、企画展の開催中は入館料が異なります。)
営業時間
9:45~17:00(展示室への入館は10:00~16:30まで)