金剛山は、葛城岳、大日岳、湧出岳の3つの峰からなる山です。金剛山という名前は、山頂にある金剛山転法輪寺の山号からつきました。金剛山の標高は1125mですが、山頂は奈良県にあります。大阪府の最高地点は、金剛山の中腹にある1053m地点です。金剛山には、初心者向きから上級者向きまでいくつかハイキングコースがありますが、最もポピュラーなのは千早本道のルートです。このルートは、楠木正成が鎌倉幕府軍と戦った千早城の跡、役行者が開山した金剛山転法輪寺、湧出岳、伏見峠を経由するルートで、約3時間半でロープウェイ前バス停に到着します。伏見峠をカットして、ロープウェイで降りることもできますが、2020年11月現在、ロープウェイの運行のめどはたっていません。伏見峠の先の念仏坂は凍結しやすいので、特に冬場は注意してください。伏見峠付近に広がる「ちはや園地」には、キャンプ場や「ちはや星と自然のミュージアム」、高山植物園などがあるので、ハイキングの途中に立ち寄るのも良いでしょう。 金剛山の山頂広場(国見城跡)にはライブカメラが設置されていて、正時になると自動的に撮影されます。その時間を狙って山頂に上ってくる方もいるようです。山頂広場からは、大阪平野を一望することができます。
住所
〒585-0051 大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早(山頂付近は奈良県)
アクセス
南海高野線「河内長野駅」から南海バス「金剛山ロープウェイ前」行きで終点下車、近鉄長野線「富田林駅」から金剛バス「千早ロープウェイ前」行きで終点下車(金剛山ロープウェイは2020年3月15日から運行停止中)
電話番号
0721-74-0128(金剛山ロープウェイ)
料金
無料
営業時間
24時間