五月山動物園は、1957年にオープンした、五月山公園内にある無料の動物園です。広さは3,000平方メートルあります。日本で2番目に小さい(1番は福井県鯖江市の西山動物園)動物園ですが、日本には6頭しかいないウォンバットが4頭もいます。ウォンバットはヒメウォンバットとも呼ばれ、オーストラリア南東部、タスマニア島に生息しています。五月山動物園のある池田市とタスマニア島にあるローンセストン市の姉妹都市25周年を記念し、1990年にウォンバットが3頭贈られました。日本で唯一ウォンバットの繁殖に成功した動物園としても知られています。ウォンバットは夜行性なので、活発に動くウォンバットを見たいならば、朝か夕方に訪れたほうが良いでしょう。五月山動物園では、ヒメウォンバットを含め、オーストラリアの固有種であるワラビーやエミューなど13種の動物が飼われています。ふれあい広場では、うさぎやモルモット、ケヅメリクガメなどに触ることもできます。五月山公園には、ハイキングコースや眺めの良い展望台、子ども用の遊具などもあるので、動物園を見学した後に散策してみるのも良いでしょう。
住所
〒563-0051 大阪府池田市綾羽2丁目5-33
アクセス
阪急宝塚本線「池田駅」北口バスターミナル3番のりばから阪急バスで約10分、「五月山公園・大広寺」バス停下車、または徒歩約15分
電話番号
072-753-2813(五月山緑地管理センター)
料金
入場無料/ふれあい広場:1人につき1回15分100円、動物の餌100円
営業時間
9:15~16:45