御霊神社は、船場、中之島、土佐堀などの地区の産土神(うぶすながみ)です。産土神とは、その土地で生まれた人を一生守ってくれる神様のことです。御霊神社は、地元では「ごりょうさん」という通称で親しまれています。御霊神社の前身(圓(つぶら)神祠)が創建されたのは800年代後半ころとされていますが、現在の場所に移ったのは1594年です。1696年には、名称が「御霊神社」と変わりました。御霊神社の御祭神は天照大神荒魂 (あまてらすおおみかみのあらみたま)、津布良彦神 (つぶらひこのかみ)、津布良媛神(つぶらひめのかみ)、応神天皇 、源正霊神 (げんしょうれいじん・鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)公霊)の5柱で、厄除けや商売繫盛、安産などの御利益があります。第2次世界大戦の空襲で焼け残ったご神木のクスノキは、その後も成長を続けていることから「肌守りの木」と呼ばれ、拝むと肌に効くといわれています。御霊神社は桜の名所としても知られているので、桜の時期ならば、徒歩約8分の距離にある靱公園まで、花見のはしごをしに行ってみるのも良いかもしれません。
住所
〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町4-4-3
アクセス
Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋駅」13番出口から徒歩5分、Osaka Metro四ツ橋線「肥後橋駅」6番出口から徒歩6分
電話番号
06-(6231)-5041(代)
料金
無料
営業時間
6:00~17:30