口縄坂は「天王寺七坂」の1つです。「天王寺七坂」は北から順番に、真言坂(しんごんざか)、源聖寺坂(げんしょうじざか)、口縄坂(くちなわざか)、愛染坂(あいぜんざか)、清水坂(きよみずざか)、天神坂(てんじんざか)、逢坂(おうさか)という名前がついています。大阪市には坂が少なく、大阪城から南側に広がる上町(うえまち)台地のみに坂があるといわれ、「天王寺七坂」はすべて上町台地に位置しています。口縄坂の名前の由来ですが、坂の下から見ると蛇(くちなわ)のような形をしているからという説と大阪城を築城する際の縄打ち口(起点)だったからという説があります。口縄坂は、大阪生まれの作家・織田作之助の小説「木の都」の舞台として知られていて、坂を上りきった場所には「織田作之助文学碑」が建てられています。電車で行く場合、Osaka Metroの「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から坂まで向かって、町屋町筋側に降りると良いでしょう。町屋町筋から電気街・日本橋までは、徒歩約7~8分です。
住所
大阪府大阪市天王寺区下寺町2丁目~夕陽丘町
アクセス
Osaka Metro谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩3分
電話番号
06-6774-9910(大阪市天王寺区区役所総合企画担当)
料金
無料
営業時間
24時間