司馬遼太郎記念館は、日本を代表する歴史小説家だった司馬遼太郎の自宅と建築家・安藤忠雄氏設計によるコンクリート打ちっぱなしの記念館の複合施設です。敷地は、およそ2600平方メートルあります。司馬遼太郎は「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」などの小説を書いたことで知られ、テレビドラマ化や映画化された作品も数多くあります。安藤忠雄氏は、大阪では、2020年オープンの「こども本の森 中之島」や「光の教会」、「住吉の長屋」などを設計したことで知られています。記念館内の壁面に取り付けられた高さ11mの書棚には、約2万冊の蔵書が展示され、見るものを圧倒します。展示を見終わった後は、四季折々に様々な花を楽しめる、雑木林風の庭を散策してみてはいかがですか。最寄り駅の「河内小阪駅」の近くには、床屋さんの屋上に造られた天守閣「小阪城」、「八戸ノ里(やえのさと)駅」近くには、グリコの元おまけデザイナーの記念館「宮本順三記念館・豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」など、一味変わったスポットがあるので、帰りに立ち寄ってみるのも良いですね。
住所
〒577-0803 大阪府東大阪市下小阪3丁目11-18
アクセス
近鉄奈良線「八戸ノ里駅」から徒歩約8分、近鉄奈良線「河内小阪駅」から徒歩約12分
電話番号
06-6726-3860
料金
大人500円/高・中学生300円/小学生200円
営業時間
10:00~17:00(入館受付は16:30まで)