城北公園は、淀川の河川敷だった場所を利用して造られた、1934年オープンの歴史ある公園です。約9.5haの公園内には、1964年にオープンした関西初の回遊式花菖蒲園「城北菖蒲園」があります。「城北菖蒲園」は約1.3haの敷地があり、5～6月のシーズンには約250種13,000株の花菖蒲が咲き誇ります。花菖蒲は、品種を育てた場所により、江戸系、伊勢系、肥後系の3タイプに大きく分けることができます。江戸系は、「これが江戸系」と一口に言えない多彩さと色彩の鮮やかさが魅力で、群生させることで美しさを発揮します。伊勢系は花びらが垂れていて3枚のものが多く、肥後系は大きめな花びらが6枚のものが多く、華やかな印象があります。城北公園では、「城北菖蒲園」の開園する時期に合わせ、ライブやグルメなどが楽しめる「城北公園フェア」というイベントも開催されます（2020年は中止）。春には、梅や桜が咲くので、花見に訪れるのもいいですね。