心眼寺は三光神社のすぐ西側に位置し、JR環状線「玉造駅」から徒歩12分、Osaka Metro鶴見緑地線「玉造駅」からは徒歩8分で到着することができます。1622年、真田幸村と大助親子の冥福を祈るために、真田家の先祖である海野氏の依頼で白牟和尚が再建したお寺です。三光神社と同じく、こちらも真田幸村が築いた出城（真田丸）の跡地になります。大阪は、江戸時代には徳川家によって直接統治されたため、敵として大坂冬の陣と夏の陣を戦った真田幸村親子の墓を、その当時は建てることができませんでした。その代わり、真田幸村の400回忌を記念して建てられた墓碑が境内に建てられています。心眼寺には、坂本龍馬を暗殺したといわれている、京都見廻り組の桂早之助や渡辺吉太郎の墓もあります。また、不運を幸運に代えるご利益のある「まんなおし地蔵尊」もまつられています。ご本尊は、2003年に新しく造られた阿弥陀仏座像です。心眼寺は、大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の11番札所にも選ばれています。