千早城跡は、鎌倉時代末期より南北朝時代に存在した楠木正成築城の城で国の史跡に指定されています。結果的に鎌倉幕府滅亡へと繋がった歴史的な城となります。四方を絶壁に囲まれ要塞堅固を誇ったといわれる連郭式山城としても有名で、金剛山の奥深くにある千早城跡。そのため、公共交通機関で行く場合は、近鉄長野線「富田林駅」から金剛バスに乗り換え「金剛山ロープウェイ行」に乗車し「金剛登山口」下車後も徒歩30分と非常に不便な場所にあります。バスの本数もさほど多くないため、帰宅時間を確認しておく必要があります。車の場合は有料で駐車場があるものの、そこから本丸での距離があり勾配もあるため、そう簡単にたどり着くことはできません。本格的な登山覚悟で行く必要があると言われるほどです。千早城跡内にある千早神社は、一歩足を踏み入れると非常に厳かな雰囲気を持ち、そこには、正成・正行(まさつら)親子が祀られています。
住所
〒585-0051大阪府南河内郡千早赤阪村大阪市千早
アクセス
近鉄長野線「富田林駅」から金剛バスに乗り換え「金剛山ロープウェイ行」に乗車 「金剛登山口」下車徒歩30分
電話番号
0721-72-1447