大阪市環境局舞州工場は大阪湾にある人工島に建てられたごみ焼却施設で、大阪市と八尾市と松原市に共同で管理されています。そしてこの工場はごみ焼却施設とは思えない摩訶不思議な外観で知られていて、事前に予約しておくと中を無料で見学することができます。
この建物の設計をしたのはオーストラリア人建築家のフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー。赤と黒と白のコントラストが際立つ壁や黄金のターバンのような形の塔など奇抜なデザインに見えますが、自然との協調を目指し曲線を多用したり屋根付近に植物を並べたりされています。
そして見学を申し込むと係の人の説明を聞きながら個性的な内装や地齋に稼働しているごみ焼却施設を見ることができますよ。
大阪市環境局舞州工場の周りは緑豊かな公園になっていて、近くには広場やBBQ施設があります。大阪市内から市バスや観光バスでアクセスする必要がありますが、世界的芸術家の建築物を鑑賞しながら私たちが普段出しているゴミがどのように処理するかを学べる貴重な施設です。