茶臼山は天王寺公園内にあり、大坂冬ノ陣の際に徳川家康の本陣があったところ、大坂夏ノ陣では、真田幸村の本陣となり「茶臼山の戦い」が行われた場所となります。もともとは、5世紀ごろの前方後円墳と考えられており、河底池は周濠の痕跡と考えられていました。しかし、昭和61年に発掘調査が行われ、家や巣の本陣跡や建物、掘割が確認され、全長200mの大前方後円墳という説には疑問符が付くようになりました。見た目は、自然と河底池に囲まれた浮島のような山で、高さは山と言っても、たった26mしかありません。非常に低い山となるため、気付きにくい茶臼山。そのため、大坂の陣跡の証として、茶臼山と明記された石碑が建てられています。地下鉄御堂筋線・JR環状線天王寺駅より徒歩5分の天王寺公園内にあるため、散歩やウォーキングをしながら散策する人も多く、市民の憩いの場ともなっています。年中無休で茶臼山は見学することが可能です。
住所
〒 543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-108
アクセス
地下鉄御堂筋線・JR環状線天王寺駅より徒歩5分
電話番号
06-6771-8401
営業時間
開園時間 7:00~22:00