中之島香雪美術館は、神戸市東灘区御影の本館に次ぐ2館目の美術館として、2018年にオープンした美術館です。京阪中之島線「渡辺橋」駅下車12番出口直結、JR「大阪」駅桜橋口より徒歩15分とビジネス街の超高層ビルの中にある美術館で、日本の美術を堪能することができる場所となります。中之島香雪美術館のテーマは、茶の湯の世界でいう「市中の山居」の創造は、街の中に居ながらにして草庵を営み、山中のような静寂な境地を味わうこと。そんな、テーマの下、様々な展示品を楽しむことのできる美術館です。常設展示には、国指定重要文化財「旧村山家住宅」に建つ茶室「玄庵」を原寸大で再現。茶室だけではなく、露地空間全体を再現し常設展示されています。そのほか、村山龍平の生涯を貴重な展示品や大型年表、解説パネルなどにより紹介している村山龍平記念室もあり、朝日新聞社の発祥の地である中之島の歴史を辿ることもできるようになっています。