天神橋は、天満橋そして難波橋とともに「浪華の三大橋」と言われ、中之島の「剣先」に架かる橋を指します。非常に長い橋で、橋長は210.70mあります。その長さから童謡で「天神橋長いなー落ちたら恐いなー」と歌われたほどです。天神橋がかかる川は大川で、文禄3年(1594年)ごろに架けられた橋と言われています。大塩平八郎の乱が起きた際には、反乱軍を防ぐために幕府がいち早く天神橋を含めた三大橋を壊したとも言われるほど重要な役割を持つ橋の一つとなります。Osaka Metro堺筋線、京阪本線「天満橋駅」より徒歩6分の場所にあり、天神祭の際には大勢の人がこの天神橋から花火を鑑賞しています。現在の天神橋は、松屋町筋の拡張に合わせて、昭和9年(1934年)に架け替えられたもので、3連の軽快な鋼製アーチと両端のコンクリートアーチが特徴的な橋となります。橋の形が美しく、写真映えする橋と言えると思います。天神橋を渡って北へ向かうと天満の天神さんや日本一長い商店街として知られる天神橋筋商店街があり活気ある街となっています。
住所
〒 530-0041 大阪市北区天神橋1
アクセス
Osaka Metro堺筋線、京阪本線「天満橋駅」より徒歩6分
電話番号
06-6615-6582