天保山渡船場は、地下鉄中央線「大阪港駅」から徒歩10分、海遊館から徒歩5分の天保山港の西隣にあり、港区の天保山と此花区の桜島を結ぶ渡し船の乗り場となります。航行距離約400m、乗船時間は約3分。人が行き来するために作られた市営の渡船場で水の都となる大阪では欠かすことができない足の一つとなります。そんな、渡船場も時代と共に減少し、今では8か所のみとなり、その1か所が天保山渡船場となります。明治38年に開設された天保山渡船場。多くの人が利用していましたが、大正11年に天保山桟橋が完成してからは利用者が減少し、ルートを減少しながら今もなお活躍しています。今では、天保山からユニバーサルスタジオジャパンにいく人の足として利用され、料金が無料であるということも大きなメリットとなっています。たった、3分の航海ですが、無料で海からベイエリアを眺めることができ、地元の人だけではなく観光客にも雰囲気も良く人気のスポットです。