堂島米市場跡には、米市場の跡地ということで、米のモニュメントが設置されています。地下鉄淀屋橋駅から徒歩10分、中之島ガーデンブリッジを渡り新地エリアのすぐそば、中之島ガーデンブリッジ北東詰、高速道路の下にあります。少しメイン通りから外れているため、見つけにくいかもしれません。大きな米粒が印象的な石碑で、デザインは安藤忠雄によるものとなります。とてもリアリティある米の石碑で、見る価値のあるものとなります。2018年に設置されたものとなり、比較的新しいため、きれいな石碑です。江戸時代、この場所には米の取引所があり、この米会所では、米の所有権を示す米切手が売買されていました。現代の基本的な先物市場の仕組みを整えた場所ともなり、世界初の整備された先物取引市場だった堂島米市場。その功績を残す意味として、跡碑が建てられています。石碑の横には説明書きもあるため、どのような場所であったのかということも、それを読むことで知ることができます。