道明寺天満宮は、藤井寺市にある菅原道真公、天穂日命と菅原道真公のおばにあたる覚寿尼公を祭神とした神社です。関西風桜餅（道明寺餅）など和菓子の材料として知られる「道明寺糒」、「道明寺粉」発祥の寺としても有名で、1400年以上の歴史があり、学問の神様として信仰を集めています。道明寺天満宮内にある宝物館には、菅原道真公の愛用の品と伝わる国宝、伝菅公遺品をはじめ、多くの貴重な文化財が所蔵されています。国宝である本尊の十一面観音立像は毎月18日と25日に拝観することができます。梅と名所としても有名で、90種、約900本の梅が美しく咲く道明寺天満宮は、「大阪みどりの百選」にも選ばれています。また、拝殿近くにある「常成梅（じょうなりうめ）」は一年中実をつけたままの珍しい梅となります。毎年、梅の季節である2月から3月にかけ多くの人が境内の梅園を訪れています。アクセスも良く、近鉄大阪線「道明寺駅」より徒歩3分。車の場合は、西名阪自動車道・藤井寺ICから5分で50台ほどの駐車場が完備されています。