富田林寺内町は、永禄初年頃（1558～1560年頃）、興正寺別院を中心とし誕生した町を指します。この興正寺別院は興正寺門跡証秀上人によって創建され、商売の盛んな在郷街として発展してきました。富田林寺内町には、重要文化財となる旧杉山家住宅、大阪府指定文化財の仲村家住宅など当時の繁栄を偲ぶ重厚な町家が数多く残されています。これらを目的とし多くの観光客が訪れています。また、大阪府内で唯一の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。近鉄長野線「富田林駅」から徒歩で10分、富田林駅を出てすぐ富田林寺内町の入口となり、散歩を兼ねて訪れる人も少なくありません。そんな、富田林寺内町では、国指定重要文化財の興正寺別院や格子造りの町屋、近代建築を見学しながら、美味しいものを頂けるスポットも多く、カフェでランチやお茶を楽しむこともできます。様々なお店があるため、散歩しながら美味しいものを堪能することもできる場所ともなります。