佐賀城鯱の門及び続櫓

佐賀城鯱の門及び続櫓は、国の重要文化財にしていされている史跡です。佐賀城は鍋島氏三十五万七千石の居城で、「鯱の門」は本丸の表門にあたります。佐賀城建立は1838年(天保9年)、かつての佐賀城主の鍋島氏の権力の象徴であったと思わせる、立派な門構えで風格があります。鯱の門の周辺には高石垣が連なり、佐賀城を防備していた名残をうかがわせます。鯱の門に附属している、武器保管庫として使用されていた「続櫓(つづきやぐら)」は、他の城にはなかなか見られない、機能的なしくみで建設されている。櫓門の正面の桁行はおよそ11.9メートル、礎石上から棟瓦上まではおよそ12.5メートルほど。これまでに幾度も戦火や災害に苛まれてきた痕跡を観察することもできます。保全のために時々修理が行われてきましたが、建設から120年以上経った1961年(昭和36年)に大規模改修が行われ、現在に至ります。佐賀城鯱の門及び続櫓へのアクセスは、車の場合、長崎自動車道「佐賀大和IC」で下り10キロ所要20分。公共交通機関利用の場合、JR長崎本線・JR唐津線「佐賀駅」より徒歩30分、バスで15分。

住所

〒840-0041 佐賀県佐賀市城内

アクセス

佐賀駅からバスで15分

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