長瀞岩畳は、埼玉県秩父地方にある長瀞渓谷にある岩畳のことです。荒川に沿ってできている岩畳は幅約50m、長さ約600mも続いています。また、地球の窓とも呼ばれており、岩畳だけでなく結晶片岩が地表に出てきており、地球の内部を観察できることで有名な観光スポットです。国指定名勝・天然記念物にも指定されています。長瀞は日本地質学発祥の地ともいわれており、全国から地質調査の基本として注目されています。三波川変成帯と呼ばれる変成岩帯のことを岩畳と言い、岩畳の対面には急激な崖になっており鉄分が酸化し赤くなっていることから秩父赤壁と呼ばれています。また、和船で長瀞ラインくだりができるようになっており、30分から60分の船に乗って船頭さんの船さばきで、ダイナミックに楽しく荒川を下ることができます（冬の間は休みがあるので要確認）。明神の滝と言われる滝はパワースポットとして若い人にも人気です。長瀞岩畳への行き方は、秩父鉄道長瀞駅から徒歩で1分です。