近江神宮は、京阪・近江神宮前駅から徒歩約9分程の場所にあります。御祭神は日本で初めて戸籍制度や学校制度、税金制度などを作ったとされる第38代天智天皇です。彼は困難の中にあっても画期的な政策で人々を導いたため、開運や厄除け、文化・産業・学芸などの導きの神様として親しまれています。また、今では当たり前となっている時報も天智天皇によるものです。境内には天智天皇がお造りになったとされる日本初の時計・漏刻（水時計）を復元したものを見ることができます。併設されている時計館・宝物館では、日本最古の懐中時計や貴重な和時計、古時計が展示されています。また、天智天皇と言えば小倉百人一首に登場する最初の歌を詠んだ人としても知られていますが、近江神社は”かるたの聖地”としても有名です。毎年1月に行われる競技かるたの名人位クイーン位決定戦の開催地にもなっており、最近では映画「ちはやふる」のロケ地として人気があります。