伊吹山は滋賀県内で最も高く、標高は1,317ｍを誇ります。古事記や日本書紀にも登場し、日本武尊が白いイノシシと出会ったとされる伝説も残っており、山頂にはこの伝説にちなみ日本武尊の像も立っています。山頂までは米原市上野から伸びる登山道を歩く場合、大体片道3時間半ほどかかりますが、岐阜県関ケ原町からはじまる有料道路の伊吹山ドライブウェイを利用し向かう方法なら9合目までスムーズに行くことができます。名神高速関ヶ原ICから約12キロの道のりで駐車場へ到着します。駐車場のある9合目には土産物や食事をとることができる「スカイテラス伊吹山」もあり、薬草の宝庫と呼ばれる伊吹山ならではの薬草を使った商品も数多く揃っています。ここから頂上までは徒歩で20分程。山頂に近づくにつれ天然のお花畑も広がっています。頂上からは周りに遮るものがないため、視界いっぱいの琵琶湖を望めます。また天気が良ければ富士山も見ることができるでしょう。