海津大崎は、琵琶湖北部にある波食によって突き出た岩礁地帯です。岬の橋には真言宗智山派の大崎寺が建っています。海津大崎は琵琶湖八景の「暁霧・海津大崎の岩礁」としても知られる景勝地です。湖に沿った道にはソメイヨシノが植えられており、「日本のさくら名所100選」の一つにも選ばれるスポットです。約800本のソメイヨシノが約4kmに渡って咲き乱れる姿はまるで桜のトンネルのよう。この桜並木は地元の方々が中心となり保全活動が行われています。毎年4月上旬から中旬ごろに見頃を迎え、この時期にはお花見遊覧船やカヤックも湖に浮かび、多くの人がその姿を楽しみます。桜の時期は周辺の道路が交通規制を行われますが、サイクリングコースも整備されているため、自転車で桜と琵琶湖の姿を楽しむのも良いでしょう。最寄りの駅はJR湖西線・マキノ駅。海津大崎の桜並木までは徒歩で30分程で辿り着きます。コミュニティバスもマキノ駅より発着しています。