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永源寺は、愛知川の上流にある臨済宗永源寺派の総本山で、南北朝時代に建立されました。多くの高僧が集まった永源寺には、近江の領主であった佐々木氏頼の庇護の元、2,000人もの修行僧が集りました。しかし、戦乱が続く時代、伽羅や山内の寺院は全て焼け落ち、衰退。現在残る伽羅は江戸時代中期に再興されたものです。本堂の大屋根は琵琶湖のヨシで葺かれており、国内でも大規模な草葦の建物です。この本堂には、ご本尊である世継観音が祀られていますが、普段は秘仏として直接お姿を拝むことはできません。この世継観音は、元は寂室禅師が永源寺の山中で見つけ持ち帰ったとされるもので、その昔、子宝に恵まれなかった者が毎夜祈願したところ、世継を授かることができたという言い伝えも残る観音様です。このことから跡継ぎや繁栄を得られる「よつぎ観音」とされています。最寄り駅は近江鉄道・八日市駅。バスに乗り換え「永源寺」前で下車すぐの場所にあります。
住所
〒527-0212 滋賀県東近江市永源寺高野町41
アクセス
公共交通機関:近江鉄道本線・八日市駅よりバス 35分 永源寺前下車
車:名神八日市ICから三重県方面に約15分
電話番号
0748-27-0016
料金
参拝志納料 大人500円(団体20名以上450円、中学生以下無料)
営業時間
拝観:9:00~16:00 ※状況により異なる場合あり