琵琶湖疏水

琵琶湖疏水の桜は、大津エリア屈指の風物となっています。最寄り駅は京阪・三井寺駅。徒歩5分ほどの場所にあります。三井寺駅の北側を流れるこの琵琶湖疏水は、京都への通船や水力発電、飲料水の供給など様々な目的のために計画され、明治時代に造営された運河です。当時の最高土木技術を駆使したこの琵琶湖疏水は、日本人だけの技術で造られ、全長は11.1kmあります。観音寺の取水口から京都蹴上まで流れており、1885年に着工し、資材面の困難もありながらも約5年にも及ぶ工事の末、完成しました。桜の木は、取水口から三井寺観音堂の下までの疎水両岸に植えられています。山桜やソメイヨシノなど約200本からなる桜並木が連なる様子を見ることができるでしょう。例年3月下旬から4月中旬ごろに見頃を迎え、疎水の水面が花びらで覆われる姿は美しさがあります。この期間にはライトアップもされ、暗闇に輝く幻想的な夜桜を楽しむことができるでしょう。

住所

〒520-0034 滋賀県大津市観音寺三井寺町

アクセス

京阪三井寺駅から徒歩すぐ

電話番号

077-522-3830(大津駅観光案内所)

料金

無料

営業時間

なし

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