三保松原は、静岡市清水区の三保半島に位置する景勝地です。海岸線には約5kmにわたって松林が続き、その美しさから国の名勝に指定され、日本新三景、日本三大松原のひとつにも数えられています。青い海、打ち寄せる白波、緑の松林の後ろにそびえる富士山。日本の原風景ともいえる景観は、歌川広重の浮世絵をはじめ古くから絵画や和歌の題材とされてきました。2013年には富士山世界文化遺産の構成資産にも登録されています。松原には天女伝説で知られる羽衣の松もあり、見どころのひとつとなっています。松原の入り口に建つ静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」では、三保松原の歴史や文化、魅力を伝えるべく様々な展示を行っています。施設には足湯も設置され、松原を眺めながら足を休めることもできます。三保松原までは、静岡市中心部から車で30分程度。JR「清水駅」からは三保方面行きのバスに乗り「三保松原入口バス停」まで約25分。バス停から徒歩約20分で到着します。