大歩危・小歩危

大歩危・小歩危は、四国山地を横切る吉野川の激流によってつくられた渓谷です。歩危という言葉には、断崖などの険しい場所を表す「ほき」が転じたとか、大股で歩いても小股で歩いても危険な場所という意味でつけられたなどの由来があります。間近に見ることのできる岩肌は約2億年~1億年前に地層が隆起して吉野川の浸食で地表に現れたものといわれています。大歩危・小歩危は国の名勝天然記念物に指定され、奇岩怪岩が5kmにわたって連続して見られることでも有名です。大歩危の下流3kmにある小歩危は小歩危砂岩片岩と称される岩肌の美しさが魅力です。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉など四季折々の自然を眺めながら遊覧船で川くだりやカヤック、ラフティングなどが楽しめます。また、大歩危と小歩危の間をゆっくりと歩き、渓谷美や美味しい空気を味わうのもおすすめです。3月下旬~5月末に大歩危峡に各地から寄贈された鯉のぼりの大群が泳ぐ姿は圧巻です。

住所

〒779-5451 徳島県三好市山城町西宇

アクセス

大歩危:JR土讃線大歩危駅から徒歩20分、小歩危:JR土讃線小歩危駅から徒歩10分

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