東京駅は1914年に開業した日本の玄関口です。100周年を迎えるに先立って丸の内駅舎が復元され、そのレトロで威厳のある姿から観光スポットとしての人気が再燃しました。
丸の内駅舎は1階2階が保存部分となっており、シンボルの赤レンガも創建当時のものが利用されています。3階と屋根が復元部分で、戦争で焼失した部分が再建されました。多くの観光客がカメラを構えるのがドーム天井裏のレリーフで、吹き抜けになっているので1階部分から見ることができます。八角形のレトロな幾何学模様で、よく見ると八方向に干支の彫刻が施されています。
駅構内にも、5・6番線に残されている開業時のホームの支柱や、新幹線や東海道線、中央線などの起点であることを示す「0キロ標識」などがあります。また、丸の駅舎の復元工事完成を記念した、駅舎のモニュメントが頭に乗った「駅舎ポスト」も隠れた見どころです。
東京駅へのアクセスは、JR各線、新幹線各駅、または東京メトロ丸の内線です。