皇居東御苑は約21万㎡にもおよぶ皇居附属の庭園で、もとは江戸城の本丸、二の丸、三の丸があった場所です。1968年からは宮中行事に支障のある一部の日を除いて、一般に公開されるようになりました。観光スポットとしても都民の憩いの場としても親しまれ、2018年には入園者数が3,000万人に到達しました。
皇居東御苑は3つの特徴的な地区に分かれています。最大の本丸地区では天守台のふもとに広大な芝生エリアがあり、その周りに竹林や茶畑などの特徴的な緑地が広がっています。またテッセンの花弁をかたどった独創的なフォルムの「桃華楽堂」、約16メートルの「富士見櫓」などの建物もあります。二の丸地区は日本庭園や雑木林など、こまやかな緑を楽しめる場所です。三の丸地区には、皇室に受け継がれてきた美術品を展示している「三の丸尚蔵館」があります。
皇居東御苑へのアクセスは東京メトロ各線「大手町駅」徒歩約5分、東京メトロ千代田線「二重橋前駅」徒歩約10分、JR東京駅から徒歩約15分です