米子城跡は、かつては四層五重の天守閣の山陰地方随一を誇った名城の跡地です。現在、天守閣は現存していませんが、今も残される石垣から、かつての繁栄した歴史を伺い知ることができ、ぐるっと見渡す限り、360度の大パノラマ。米子市内を抱く日本海の美しい水平線までの展望が楽しめ、春は桜の名所としても素晴らしく、米子市民に愛されているスポットです。米子城跡を含むその周辺では、春夏秋冬さまざまな草花を愛でながらの散策がおすすめ。特に環境や気候の変化などにより、全国的にも希少価値が高い植物が自生しています。たとえば、コバノニセジュズネノキ、ホソバイヌビワ、シャシャンボ、フユザンショウ、フユザンショウなどなど、自然豊かなこのスポットは、特に植物好きの方にはたまらない場所です。米子城跡へのアクセスは、JR山陰本線「米子駅」にて下車、徒歩15分ほど。バスを利用の場合、「米子駅」より「だんだんバス」利用、「湊山公園」で下り、徒歩5分。登山口より山頂までは約20分ほど。