浦富海岸は、山陰海岸ジオパーク区域内にある海岸で、長い長い年月をかけ日本海の厳しく激しい荒波にもまれ形成された地区です。ジオパークとはユネスコにより世界的規模で行われている試みで、自然遺産を保護するのみならず、自然遺産を活用し、地域の活性化や教育に活かそうというものです。この地は文学の巨匠ともいうべき「島崎藤村」も訪れ、この景観の素晴らしさには圧倒されたといいます。浦富海岸には海岸に沿って遊歩道が整備されているので、その高い透明度を間近で感じながらの散策が叶います。夏には海水浴場として、地元だけでなく全国からレジャー客が集まります。浦富海岸へのアクセスは、車の場合、鳥取自動車道「鳥取IC」より国道9号線経由で約22キロ、所要30分。県道43号経由で26キロ、所要40分。公共交通機関利用の場合、JR山陰本線「鳥取駅」より日本交通バス岩井線利用「蕪島行」乗車、「浦富海岸口」バス停で下り所要50分ほど。「浦富海岸口」バス停より700メートル徒歩10分。