熊野那智大社の那智御瀧は日本三大名滝の一つとして、1972年に国が指定する名勝に選ばれたほか、世界遺産にも登録されています。高さ133m、銚子口の幅13m、瀧壺の深さは10m以上。流下する水量は普通毎秒ごとに1トン程度と言われているだけあって、圧倒されるような光景が望めます。お滝を一番近く真正面で拝観できる「観覧舞台」へ行くと、延命長寿の水と伝承されている滝つぼの水を飲むこともできます。那智御瀧を御神体として祀る神社が飛瀧神社であるため、神社とは呼ばれていますが滝を直接に拝む珍しいスタイルを体験できるでしょう。アクセス方法は、JR紀勢本線「紀伊勝浦駅」より熊野御坊南海バスに乗車、バス停「那智の滝前」に降りるとすぐなので、公共交通機関で出かけることが可能です。那智御瀧から国指定重要文化財「熊野那智大社」までは徒歩約15分～20分で行けるので、こちらも参拝を。那智御瀧の御朱印を必要としている方は「那智の瀧のお守授与所」で授与いただけます。