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潮岬は本州最南端の地です。実際に最南端に行くと、約10万㎡もの広大な土地に芝生がひろがります。ここは元々、海軍の物見櫓があったところです。「太陽の出て没るまで青岬」と俳人の山口誓子にうたわれているように太平洋を望むとあらためて地球が丸いということを実感出来る場所であり、1960年に「潮岬観光タワー」が建てられてからは、観光地としても親しまれるようになりました。毎年1月の最後の土曜日には「本州最南端の火祭り」といって、日没になると広大な芝生に火が放たれる行事があります。これは枯れた芝の焼き芽の育成を促すために行われるものですが、規模が大きいので和歌山県民はもちろん観光客の中にはこの日を待ち望んでいるという人もいるほど、迫力ある炎を見ることができます。潮岬へ行くにはJR紀勢本線「串本駅」から串本町コミュニティバスの潮岬線に乗ると、「潮岬灯台」や「潮岬観光タワー」へも気軽に足を運ぶことができるでしょう。
住所
〒649-3502 和歌山県東牟婁郡串本町
アクセス
串本町コミュニティバス潮岬線