「霞城公園」はJR「山形駅」から歩いて10分ほどの場所にある都市公園です。山形城跡を整備したもので国の史跡、「日本１００名城」に指定されている名所です。およそ東京ドーム7.7個分もの広大な敷地内には野球場や体育館、山形県立博物館、山形市郷土館があり、たくさんの人が観光や散歩、ジョギングなど思い思いの時間を楽しんでいます。
現在、発掘調査と復元工事が進んでおり、歴史的な価値が見直され注目されています。枡形門と呼ばれる形式の二之丸東大手門、本丸一文字門や見事な石垣、最上義光騎馬像は特に人気のスポットで写真を撮られる方が多くいます。
最上義光騎馬像は、約3トンの騎馬像が馬の2本の後ろ足だけで支えられており、世界的に見ても類を見ない山形の職人の技術力の結集とも言えるものです。
この公園は山形随一の桜の名所としても知られおり、開花の時期にはおよそ1,500本の桜を見に県内外からたくさんの観光客が訪れます。花見の時期にあわせて開催される「霞城観桜会」では園内の桜がライトアップされますが、堀の水面に映る夜桜もまたとても風情があるものです。