「蔵王温泉下湯共同浴場」はJR「山形駅」からバスで40分「蔵王温泉バスターミナル」で下車し、5分ほど歩いたところにあります。開湯1,900年以上の歴史ある蔵王温泉にある3つの共同浴場のうちの1つです。蔵王温泉街の中心、旅館や土産屋の並ぶ「高湯通り」沿いにあり、風情のある佇まいが印象的な湯場です。下湯共同浴場は他の2つに比べ酸性が弱めで入りやすいためか、子ども連れの家族の姿も多く見られます。
入口にある箱に寄付金200円を入れ浴場内に入ると男女に分かれた広い脱衣所があり、そこから風呂場に入ります。少し熱めの湯は、もちろん循環なしの源泉かけ流し。ゆっくりと足をつけると、湯船の底に沈んだ白い湯の花が舞い上がり、身体がじんと温まります。湯上がりの肌はつるつるすべすべ。さすが「美肌の湯」と称される温泉です。
敷地内には無料の足湯もあり、晴れた日は蔵王の山々が見え、こちらもおすすめです。