岩国城は、初代岩国領主であった吉川広家（きっかわひろいえ）により1608年に建立された山城。山の麓を流れる錦川を外堀とし、標高200メートル地点に建立。それほど時を経ず、建立して7年後である1615年には、一国一城制により取り壊されることに。現在のものは1962年に再建されたもので、当時の写真や武具、錦帯橋にかかわる模型類が展示されています。岩国城の山頂天守へは、吉香公園付近の「山麓駅」よりロープウェイに乗車。「山頂駅」までは所要約3分ほど。ロープウェイのゴンドラでは、音声ガイドを聞きながら上ります。山頂は展望台にもなっており、眼下に広がる岩国市内の素晴らしい眺望を望めます。岩国城は夜にライトアップされ、麓から見上げると、夜空にお城がぽっかりと浮かび上がっている景観が楽しめ、絶好の観光スポットになっています。岩国城へのアクセスは、車の場合、山陽自動車道「岩国IC」を下り所要10分ほど。駐車場は錦帯橋のものを利用。公共交通機関利用の場合、JR山陽本線「岩国駅」またはJR山陽新幹線「新岩国駅」で下車。各駅よりバスに乗り換え、「錦帯橋バスセンター」にて下車。所要20分ほど。山頂復興天守へはロープウェイ利用。