菊屋家住宅は、世界遺産の構成資産である「萩城下町」に含まる国指定の重要文化財です。建物は江戸時代初期に建てられ、現存する町屋としては最古にものと言われています。菊屋家住宅は、萩城下町のほぼ中心部に立地し、江戸時代の景観をそのまま遺し、横丁は「日本の道百選」にも選ばれています。住宅内にはさまざまなものが展示され、当時の暮らしや歴史を垣間見ることができます。岩倉具視使節団で渡米した伊藤博文がアメリカからお土産として持ち帰った古時計など、珍しい品の展示もあります。一部撮影不可スポットもあるので注意。菊屋家住宅へのアクセスは、車の場合、中国自動車道「美祢東」JCTより30分。または小郡萩道路「絵堂IC」より20分。公共交通機関利用の場合、JR山陰本線「萩駅」より運行している「まぁーるバス西回りコース」を利用「萩博物館」バス停にて下車、徒歩5分。JR山陰本線「東萩駅」からもバスは運行しているが、東回りコースのため、西回りに乗り換えが必要です（萩バスセンター、萩・明倫センター、萩市役所、萩駅・観光協会前、大照院入口、萩市民病院・福祉複合施設かがやきにて西回りコースに乗り換え）