萩・明倫学舎は、日本の近代化の基盤となった人材が学んだ学校であり、当時の歴史や現在にいたるまでの遍歴を学べる博物館です。天井裏見学室では、国の有形文化財に登録されている本館の建築構造の特徴が紹介されています。萩藩校明倫館展示室では、全国屈指の規模を誇った萩藩校とそのほか全国の藩校と比較の上、萩藩校の立ち位置が解説されています。明倫小学校展示室では創立から現在までの歴史が紹介され、復元教室は昔なつかしい木造校舎ならではの雰囲気を見学し楽しめます。飲食スペースやお土産コーナーもあり、萩ならではのお土産や旬の味がならびます。お勧めは、萩焼と萩名物夏みかんがふんだんに使われたお菓子類。萩・明倫学舎へのアクセスは、車の場合、中国自動車道「美祢東JCT」を経由し小郡萩道路利用「絵堂IC」で下り20分。公共交通機関を利用の場合、JR山陽新幹線「新山口駅」よりバス利用、スーパーはぎ号で60分、または防長バスで95分、またはJR中国バスで110分。萩までは東京駅八重洲南口または日本橋口、大阪あべの橋バスステーションより直行バスが運行しています。