鳴沢氷穴は、自然の起伏に満ちた竪穴型洞窟で、青木ヶ原樹海の東側入り口に位置しています。西暦864年に起きた富士山の側火山である長尾山の噴火があったときに、その溶岩流が流れ降ってきてできたのが、この洞窟ができた起源です。1929年に国の天然記念物の指定を受け世界に紹介され、貴重な存在として扱われています。その洞窟内の内部は年間を通して3度と低く、一年中氷に覆われていることから、「氷穴」と名付けられました。総延長は150メートル、所要15分で一周をめぐることができます。洞窟内は階段が多く、湿っているため滑りやすくなっています。洞窟に入るときには、サンダルやヒールがある履き物は避けること。また天井が低く、一番低いところでは91センチほど。散策するには注意が必要です。フードコーナーも併設されていて、富士宮やきそばや吉田のうどん、ほうとうまんじゅう、とうもろこしソフトクリームなど、ご当地B級グルメも楽しめます。鳴沢氷穴へのアクセスは、「河口湖駅」よりバスをで約30分 （風穴または氷穴バス停にて下車）。河口湖・西湖エリアクーポン利用で「レトロバス」利用。