身延山久遠寺は、1274年に日蓮聖人によって開かれたお寺で、日蓮宗の総本山です。今日に至っても日蓮聖人を慕う人々はこの地を「心の拠り所」として崇め、連日多くの参拝人が訪れています。久遠寺の「しだれ桜」と「紅葉」はあまりにも有名で、特に春になると、この樹齢400年にのぼると言われている「しだれ桜」をひとめ見ようと、全国より参拝客が訪れます。また身延山久遠寺はパワースポットとしても知られ、多くの県指定の文化財も収蔵されています。お寺の裏手にはロープウェイ乗り場（山麓・久遠寺駅）があり、山頂の「奥之院駅」との間を全長1665mで結んでいます。高低差は関東随一で763m、片道7分の空中散歩。山頂の展望台から望む、富士山や駿河湾、南アルプス、八ヶ岳連峰、秩父連山など、360度の大パノラマは圧巻です。身延山久遠寺へのアクセスは、車の場合、中央自動車道「下部温泉早川IC」または「甲府南IC」で下り、国道52号経由。東名高速道路利用の場合は「南部IC」で下り、国道52号線。電車の場合、JR中央本線「甲府駅」で乗り換え、JR身延線「身延駅」下車。JR東海道新幹線の場合は「新富士駅」で下車、バスまたはタクシーで「新富士駅」より「富士駅」へ。「富士駅」よりJR身延線「身延駅」下車。JR「身延駅」より身延山へは路線バスが出ています。高速バスの場合、新宿駅バスターミナル（バスタ新宿）より、山梨交通と京王電鉄バスにより直行便が運行されています。